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東京オリンピックが閉幕し1ヶ月半、そしてパラリンピック閉幕から3週間が経過しました。地元開催の日本人選手の活躍と連日のメダルラッシュに沸いていた日々が、だいぶ前のことのように感じます。


開催期間中のイタリアでは...時差があるため全ての競技をライヴで見ることは難しかったのですが、実は相当な盛り上がりを見せていました!

過去の五輪では、1932年のロサンゼルスと1960年のローマで36個のメダルを獲得したのが最多だったのですが、今回イタリアは、金メダル10個、銀メダル10個、銅メダル20個で史上最多40個のメダルを獲得したのです。

TOKYO2020でメダルを獲得したイタリア代表選手 <la Repubblicaより>

上の写真のように、様々な競技での幅広い活躍が見られたのですが、特筆すべきは、陸上競技で5つの金メダルを獲得した大躍進で、まさにイタリアスポーツ界の歴史を書き換えた大会とまで言われています!


その中でも、最高傑作の一つと言われているのは、男子4x100mリレーでイタリアが金メダルを獲得し、世界最速軍団になったことではないでしょうか。

イタリア国営放送のRAI2では、8月6日当日のイタリアの記録(37.50秒)のハイライト放送だけで、40.7%の視聴率を叩き出し、424万8千人がテレビの前で金メダル獲得の瞬間に熱狂し歓喜したという統計が出ています。

世界最速軍団となった4x100mリレーのイタリア代表4選手 <REUTERSより>

第二走者には、5日前の男子100mで金メダルを獲ったジェイコブス(写真右から2人目)選手がいて、これ自体もかなり予想外の出来事だったとはいえ、「もしかしたら?」という期待感が高まっていた中で、それでも「ま、まさか!リレーでも優勝するなんて!!」と、イタリア中を驚かせた出来事であったことが良く分かります。


このリレーでは、隣のレーンを走っていた日本代表がバトンのミスで残念ながら失格となってしまう...という、日本人にはショッキングな出来事もあったため、個人的にはとても複雑な心境でしたが💦


そして、その後のパラリンピックでもイタリア代表の快挙が続き、結果は、金メダル14個、銀メダル29個、銅メダル26個と、合計69個のメダルを獲得したのです。これは、1960年の地元開催ローマ大会での80個に次ぐ2番目の記録です。



<大統領と首相からメダリストへの祝福>

メダリストたちは帰国後に、それぞれの家族と夏のヴァカンスを過ごしたようですが、諸々が落ち着いたこのタイミング(9/24)で、東京へ携え持っていったオリンピック・パラリンピックの公式ナショナル・フラッグ(イタリア国旗)の『返納式』が、大統領官邸(クイリナーレ宮殿)の庭園で行われました。


この国旗は、イタリア代表選手が東京へ出発する前の6月23日に行なわれた『授与式』で、大統領から渡されていたものですが、そこにメダリスト達のサインが書かれ、オリンピック代表2選手、パラリンピック代表2選手それぞれから返納されました。


そして、4x100mリレー代表の4人からは、実際のレースで使用したと思われるリレーバトンが『大統領への贈り物』として進呈されました。

式典の最後には、大統領からメダリスト一人一人に『共和国の記念メダル』が手渡されました。


引き続きメダリストたちは、首相官邸(キージ宮殿)へと向かい、ドラギ首相から祝福と労いを受けました。詳しい内容は割愛しますが、最後に中庭でメダリスト全員集合で首相を囲んだ記念写真がこちらになります。

首相官邸の中庭で上方から撮影した集合写真(中央の国旗の手前がドラギ首相) <政府HPより>

この夏のイタリアでは、2ヶ月前のサッカー欧州選手権の優勝やテニスのウィンブルドンでの準優勝も記憶に新しく、続いてオリンピックがあったため、スポーツ界全体が活気づいていた印象ですが、この日のセレモニーをもって一段落といった感じです。


ですが、すでにサッカーの新シーズンが開幕していて、フィギュアスケートなどの冬季スポーツのシーズンも、間もなく開催予定の北京オリンピックに向けて始まっています。

そして、冬季オリンピックといえば、5年後の2026年にはここミラノでの開催が決定しているので、今から楽しみです(^^♪



<イタリアの感染状況の推移>

では、イタリアのその後の感染状況の推移について見てみましょう。(この記事は執筆時9月26日現在の情報を基に書いています)


この3週間の推移を1日の増加数週ごとの平均値で見てみましょう。

※1週間のトータル数ではなく、一日あたりの平均数となります。 


   * 9/ 3- 9/ 9 感染者数: 5,386 死者数: 59 回復者数: 6,324

   * 9/10- 9/16 感染者数: 4,602 死者数: 57 回復者数: 6,484

   * 9/17- 9/23 感染者数: 3,243 死者数: 55 回復者数: 5,375


9月に入ってからは、徐々にではありますが感染者数が減少してきています。これが、8月から導入された『グリーンパス義務化』の効果なのかどうかは検証中でしょう。


さらに、イタリア政府は9月16日の閣議で、10月15日から全職場でグリーンパスの提示を義務づけると決めました。実際には、民間企業の社員、公務員、自営業を含む全ての労働者(2300万人)が対象となります。

つまり、職場に入る際にワクチン接種か検査での陰性、新型コロナからの回復のいずれかを示す証明書が必要になり、従わない場合、出勤停止や、最大1500ユーロ(約19万円)の罰金が科されるという厳しい措置です(ただし、解雇は認められません)。


イタリアでは、昨年の夏に一旦落ち着いていた感染状況が、ヴァカンス明けの秋になって再び急激に広がったことから、今年は同じ轍を踏まないようにと規制が徐々に強化されています。

この欧州初の踏み込んだ措置で、現在約7割にとどまっているワクチン接種率を引き上げ、今月末までに目標の8割を実現する狙いがあるようです。



<お知らせ>

突然コロナがやって来てから約一年半に渡って、このブログでレポートしてきた【イタリアの感染状況の推移】ですが、今回を持って統計を取るのを終了しようと思います。

最初は自分の記録用にとつけ始めたものだったのですが、当時の日本でイタリアの状況がきちんと報道されていない気がしたので、このブログを目にしてくれている方だけにでも現状を伝えられたらと続けてまいりました。


当初は、こんなにコロナ禍が長引くとは思いもせず、いつか『収束』から『終息』へ向かうことを願いつつ、やがて統計の数値がゼロになることを信じて継続してきました。

今もこの想いに変わりはないですが、実はこの数値を出すのは全て手作業で記録と計算をしていて、それなりに大変なのです💦


ここのところ、日本の感染状況が落ち着いてきたので、このままリバウンドしないことを切に祈りながら、お知らせとさせて頂きました。


なお、ルイジーロのHP自体もリニューアルを検討していて、今後はそちらの作業に時間をかけていき、新しいスタイルのブログで情報発信を考えております。

詳細が決まったら、改めてご案内させて頂きますので、ぜひお楽しみに!




前編は、ヴァカンス出発までの話でしたが、後編ではコロナ禍の観光地やリゾート地が実際にどんな様子だったのか...を、ざっくりとレポートしたいと思います。


今回訪れたのは、スペイン・バスク地方~その玄関口となる都市ビルバオまでは、ミラノから直行便が飛んでいて、西へ向かってフランス南部を横断する形で、約2時間の空の旅となります。

イタリア・ミラノからスペイン・ビルバオの飛行ルート

スペインの首都マドリードからは、北に400Km程の距離で、日本からアクセスする場合は、マドリードで国内線に乗り継ぐルートが一案となります。


私たちがメインで滞在したのは、ビルバオからバスで1時間20分ほど東に位置するサン・セバスチャン(現地バスク語でドノスティア)という街になります。

『ビスケー湾の真珠』とも称される海と山に囲まれた小さなリゾート地ですが、近年は『世界屈指の美食の街』として、食いしん坊やグルメ達を魅了しています。


今回の旅行中は、そこを拠点にして、国境にある街や国境を越えてフランス・バスク地方の街へ足を伸ばしました。それらの位置関係を地図上でまとめたのが下になります。

国境を挟んだスペイン・バスクとフランス・バスクの主な街の位置関係

いずれもバスでアクセスができ、場所によって40分~1時間くらいで移動できるので、日帰りで訪れることが可能です。


同じバスク地方でも、スペイン側とフランス側では、言葉、文化、人柄、雰囲気と、何もかもガラリと変わります!

それでも、ユーロ通貨が導入(約20年前)されてからは、いちいちお金を両替しなくてよくなったのですから、随分と楽になったものです。


<国境を越えると・・・>

そして、同じEUの国でも、前編でも少し触れたように、このコロナ禍では国によって政策やルールが異なることを実感しました。


例えば、スペイン側からフランス側へ移動した時のこと...普段であれば、同じEU圏内なので、特にコントロールは入らないのですが、今回フランスの警察官がバスに乗り込んできて、ワクチンパスポートと身分証明書のチェックをされました(写真左と中央)。

そして、後部座席に座っていた黒人女性(どこの国籍かは不明)が有効なパスを所持していなかったらしく、国境の所で荷物とともに降車させられてしまいました。

バスに乗車する時点でも書類のチェックがあったのですが、そこで見落としていたのでしょうか?

また、フランスではイタリア同様に、8月からレストラン等での飲食の際に、ワクチンパスポートの所持が義務付けられているので、入店時に必ずチェックが入りました(写真右⇒タブレット端末でパスのQRコードを読込んでチェックしている様子)。


イタリアでは、外の席の場合は不要なのですが、フランスではカフェでも屋外の席でも提示が必要でした。イタリアでグリーンパスと呼ばれているものが、フランスでは衛生パスと呼称が変わりますが、パスポートそのものはEU共通なので通用しました。

これはスペインではまだ導入されていません。


<コロナ対策>

ホテルをはじめ、空港や駅、バスターミナル、スーパーマーケットなど、至る所で消毒用のジェルやスプレーが設置されていたり、マスク着用や対人距離を取るように注意を促す掲示がされていて、当然のことですが、旅行中でも気を抜かずに常にコロナ対策を心がけずにはいられませんでした。


エレベーターも人数制限が設けられ、誰もが家族以外が乗り合いにならないよう、次へ見送るなどのマナーが自然と身についている感じでした。


さすがに、ビーチではマスクをしている人はほとんどいませんでしたが、街によってはマスク着用義務のエリアや通りを定めているようでした。


<経済は回る>

サン・セバスチャンの旧市街は、スペイン・バルが軒を連ね、そのバルを梯子して食べ歩くのが風物詩となっているのですが、人気店などはいつも外に行列ができていました。


本来であれば、カウンターに所狭しと場所取りをして立ったまま飲み食いをするのがバルのスタイルなのですが、それでは当然ながら密ができてしまうため、地元の人の話では、このコロナ禍になって、カウンターでの立食スタイルが禁止になったそうです。

そのため、店内に椅子を入れてスペースを作ったりしている関係で、余計に待ち時間が長くなっているような感じでした。

ご覧のように、昼(写真右)でも、夜(写真左)でも店の外には列を成して待つ人がいます。こんな光景が、旧市街のあちらこちらで見られました。


他の国や地域のことは分かりませんが、今回みて回ったバスク地方の賑わいだけを考えても、充分に経済が回っていることが実感できました。


欧州では、早々にワクチンの手配と接種を開始し、その予約の段階からデジタル化を導入し、それと並行して『ワクチンパスポート』の構想までも進めてくれていたおかげで、コロナと共存しながらも、沢山の人が夏のヴァカンスを満喫することができたのです。


<バスク情報>

日本では、まだ国内旅行も自粛ムードの様子なので、ヨーロッパへの旅行は現実的に難しいのが現状かと思います。

でも、そんな時だからこそ~写真を見てイメージを膨らませたり、情報を集めをする機会ですよね!


詳しい旅のレポートやレストラン情報などについては、また改めて記事を書いてご紹介したいと思っています。お楽しみに~(^^♪



PS:インスタグラムでは、バカンス先の美しい風景をアップしています!

この機会にぜひフォローして頂けたら嬉しいです🥰







早いもので9月に入り一週間~朝晩はすっかり涼しくなったミラノです。

9月といえば、欧州では長ーい夏休みが終わり、新学年がスタートする月でもあります。


昨年のコロナ禍での最初の夏は、国内で過ごす人や、夏休みそのものを諦めた人も多かったのですが(我が家は後者)、さすがに2年目ともなると、我慢の限界?!

というより、色々な意味で各自がどう振舞えば良いのかという判断ができるようになったのだと思います。


実際に私の周囲でも、昨年は日本への一時帰国を自粛した人たちも、今年はある程度の様子が分かってきた…ということで帰国した人もいました。ただ、日本の感染状況や、それに伴った水際対策の厳しさから、2年続けて帰国を断念した人も少なくありません。


コロナ禍での2年目の夏が昨年と大きく違うのは、欧州では早い段階でワクチン接種が進み、それを活用した『ワクチンパスポート』が導入されたことです。これによって、欧州内(EU加盟国間)の行き来が自由(出入国時の隔離の免除等)にできるようになったため、国内だけでなく国境を越えて旅行やバカンスへ出かける人が増えたのです。


<ヴァカンスの定義>

~ここで余談ですが、ウィキペディアによる概説をご紹介します~

<バカンスまたはヴァカンス(仏: vacances)は、主としてフランス人の長期休暇の過ごし方、もしくはそれを意識した長期休暇の呼称。フランスの法律では、休暇は連続5週間まで取得可能となっている。夏季には企業経営者から労働者(従業員)まで、数週間のヴァカンスを、子供たちも2ヶ月間のヴァカンスをとり、思い思いの過ごし方で楽しむ。フランス人にとっては「人間が元気に生きていくため必要なもの」となっている。一般的なスタイルのひとつは、(日本で一般的な短期周遊型の休暇と異なり)夏季に連続1ヶ月ほどにわたる長期滞在型休暇を過ごす、というものである。>


ということで、日本語でも一般的になってきている『バカンス』という呼称もフランス語から来ています。イタリア語ではヴァカンツァ(vacanza)、英語ではヴァケーション(vacation)ですよね。

ここイタリアでも、夏休みは短くて2週間~ミラノのような商業都市では、レストランや商店も大半が休みを取ります。『ミラノのバカンス』については以前にも記事を書いているので、良かったら参照して下さい👆


<夏休みに視察旅行へ>

かくいう私も、8月後半に10日間ほど、2年ぶりの夏休みということで、スペインのバスク地方へ旅行してきました。


実は、昨年の5月に<バスク中心のスペインツアー>を企画していたのですが、コロナの影響で無期延期となってしまいました。でも、お客様からは「コロナが終息したら是非あらためて計画したい」とのお言葉を頂いています。


そこで、日本から安心して渡航して頂けるようになった時に、この機会に最新の情報収集をしておけば、よりスムーズなご案内ができるのでは…と思い、それとなく夫に打診したところ、話がトントンと決まって~視察も兼ねての夏休み~ということで、私的には一石二鳥でした😊


そして、現状まだEU圏外からの渡航は難しいので、今のうちなら観光地でも比較的に空いているのでは?と思っていたのですが、実際に行ってみると、予想以上に国内外からのツーリストが多くてどこも賑わっていました。


<出入国の準備>

さて、「本当にワクチンパスポートさえあれば、自由に欧州内を移動できるのか?」というと、実のところは目的地によって準備するものが異なるのが現状です。


実際に、夏休みシーズンが始まってニュースで取り上げられていたのは、空港へ行ってチェックインをしようとしたら、必要な書類を事前に用意していなかったために、搭乗手続きができずに出発できなかった人が続出したというものでした。


つまり、旅行しようとする人は自分で情報をチェックして準備をしなければならない訳です。これまでEU市民は、自身の身分証明書(ID)さえあれば、パスポート無しでEU圏内を行き来できたので、うっかり見落としてしまいがちな盲点だったのでしょう。


このコロナ禍では、各国が独自の規定を定めているので、たとえ共通化された『EUデジタルCOVID証明書』(いわゆるワクチンパスポート)を持っていても、それだけでは要件を満たさない渡航先もあるのです!


スペインも例外ではなく、フライト前48時間以内に独自の手続きが必要でした。そこでは、飛行機の座席番号や到着後のホテル情報などを入力し、かつワクチンパスポートを所持している(QRコード読み込ませる)必要がありました。そうすることで、スペイン独自のQRコードを取得でき、これが出発空港でのチェックイン時と現地空港に到着時にチェックされました。


※スペインへ行く予定のある方、詳細はこちらのサイト(英語)☜をご覧下さい。


※今後イタリアから国外へ行く予定の方、国ごとに細かい規定があるので、事前に充分な情報の確認が必要です。参考までに、こちらのサイト(伊語)☜を載せておきますね。


出発するまでの前置きで、だいぶ長くなってしまったので、実際のバカンス先でのお話については、<後編>でご紹介させて頂きたいと思います。



<イタリアの感染状況の推移>

では、イタリアのその後の感染状況の推移について見てみましょう。(この記事は執筆時9月7日現在の情報を基に書いています)


この3週間の推移を1日の増加数週ごとの平均値で見てみましょう。

1週間のトータル数ではなく、一日あたりの平均数となります。 

《2021年》

   * 8/13- 8/19 感染者数: 6,225 死者数: 43 回復者数: 4,866

   * 8/20- 8/26 感染者数: 6,515 死者数: 46 回復者数: 5,533

   * 8/27- 9/ 2 感染者数: 6,233 死者数: 56 回復者数: 6,199


ここのところ、ずーっとこんな感じです。爆発的に増えもしなければ、減りもせず。。。むしろ気になるのは、ワクチン接種が進んでいるにも拘わらず、一定の死者数がいて微増傾向にあること。そして、ワクチンのなかった一年前の夏の方が遥かに感染者数も死者数も少なかったという事実です。


ただ、回復者数も一定数コンスタントにいるのは、病床が逼迫していないことと、治療薬や治療のノウハウが定着していることを示しているので、その点では安心できます。


参考までに、下が一年前のちょうど今頃の3週間の推移になります。

《2020年》

   *8/14-8/20 感染者数: 555 死者数: 27 回復者数: 245  

   *8/21-8/27 感染者数: 997 死者数: 6 回復者数: 267

   *8/28-9/ 3 感染者数:1,281 死者数: 6 回復者数: 277


ちなみに、一年前のこの頃は、このまま死者数がゼロになるのを期待していたのですが、この後に秋の感染爆発が起こってしまいました。。。


さて、先週(8月30日)から、ワクチン接種完了率が最も低く、観光客も多かったシチリア州は、2ヶ月ぶりにイエローゾーンとなりました。

イタリアでは6月末から、全国がホワイトゾーン(事実上の規制解除)という状態が続いていたのですが、シチリア州では、8月20日から26日の1週間の新規感染者が住民10万人あたり200.7人となり(指標は50人以上)、集中治療室の病床使用率が12%(指標は10%以上)、その他の病床使用率が19.4%(指標は15%以上)となったため、イエローゾーンとなり、さらには、オレンジゾーンとなる可能性が高いと言われています。


イタリア国内でのグリーンパスが義務化され、ちょうど1ヶ月程が経過しました。今ではパスがないと、レストランでの店内飲食や美術館などへ入れません。

そして、9月1日からは長距離移動の鉄道・バスや船、飛行機などの利用に際しても、グリーンパスが必須となりました。

他にも、学校の教職員や大学生にもグリーンパスが義務化されたのですが、「学校が始まる前にワクチンを打ちたい、もうオンライン授業はいやだ!」と、12歳から17歳の子どもたちへのワクチン接種もどんどん進んでいるそうです。もちろん未成年者は親の承諾がなければ接種はできません(イタリアでは18歳以上が成人です)。


<まとめ>

日本では、またまた緊急事態宣言が延長されるそうですが、ようやくここにきて、ワクチン接種者の行動制限を緩和するという話が出ているとか。。。

感染拡大を抑制しつつ経済活動を円滑化させるには、国家主導でシステム構築を急ぐ必要があるのに~政治家たちの関心事には国民は不在なのでしょうか?



PS:インスタグラムでは、バカンス先の美しい風景をアップしています!

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