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安定したお天気が続いていた10月中旬から一転して、10月最後の週末~週明けにかけての悪天候はイタリア全土に暴風雨をもたらし。。。その影響で各地に水害や倒れた街路樹の下敷きで負傷者や死者まで出てしまいました💦

そして、日本でも有名な観光地で北イタリアに位置するヴェネツィア(ヴェニス)が水浸しになった映像がニュースでも流れたようです。こちらのネットニュースでもたくさんの映像がアップされました!

<サンマルコ広場に設置された板の通路を渡る観光客>

無数の運河が縦横に流れ、水に囲まれた美しい「水の都」として知られるヴェネツィア。このヴェネツィア独特の「アックア・アルタ(Acqua alta)」という現象をご存知でしょうか?

「アックア・アルタ」とは、直訳すると”水位が高いこと”...高潮と吹き荒れる季節風によってヴェネツィアの街の内部まで浸水してしまう異常潮位現象のことです。秋から春にかけて主に発生するのですが、この現象が起こると「水の都・ヴェネツィア」は一瞬にして「水没の都・ヴェネツィア」に大変身してしまうのです。

海面水位は観測基準地点をもとに表示されますが、浸水の目安としては、例えば海面水位81cm以上でヴェネツィアで一番低いサン・マルコ広場の一部が浸水しはじめます。110cmを超えると「アックア・アルタ」と呼ばれる高潮と定義され、ヴェネツィアの1割以上の場所で浸水してしまいます。

<サンマルコ広場から大運河へのアクセス部分、陸と水の境界線も判別不能>

今回の悪天候では、短い時間に大量の雨が降っただけでなく、イタリア半島に吹き込んだ強風と高潮のタイミングが重なったことで、ご覧のような異常事態となり、160cm近い水位を記録したとか...

一時はサンマルコ広場が封鎖され、街へアクセスする水上バスの運航も中止されて、観光客は完全に足止めをくってしまったそうです。

これだけの高さまで水が上がってしまうと、街の商店やレストランも営業ができないばかりか、商品もダメージを受けたり、店内に浸水した水の後始末も大変です💦

何より教会や歴史的建造物などの貴重な美術品が受けてしまうダメージは計り知れないものがあり、それらを管理する人たちの苦労を思うと心が痛みます。

<サンマルコ寺院の内部まで浸水して入場不可>

奇しくも、この大規模なアックア・アルタのちょうど1週間前に、ミラノからの日帰りアテンドで現地を訪れていました。その時は雲一つない青空の素晴らしいお天気だったので、ことさらに今回の悪天候のニュースに「大自然の驚異とそれによる脅威」を痛感せずにはいられませんでした。

旅行中の天候ばかりは事前に予測ができない要素の一つではありますが、万が一のこういった事態に備えて可能な限りの情報を入手して準備することも大切なことですね。

  • 2018年10月30日

9月中旬にミラノに戻ってからというもの、ずーーーっとバタバタした日々が続き、ブログを書く余裕がないまま日にちばかり経っていて、こうして冒頭でいつも言い訳をしている気がします💦

それでも何事も「ほそ~く、なが~く続けること」が大事だと実感している今日この頃なので、たまに目にしてくれる方がいることを信じつつ、ルイジーロが存続している証&記録として...少しずつではありますがアップしていけたらと思っています✨

さて、ヨーロッパではこの日曜日から冬時間に入り、一気に日が短くなりました。

10月中旬まで日中は暑くなる日もあったのですが、それでも朝晩はかなり冷え込んで来ていて、私の住むミラノでは、セントラルヒーティングも入り始め、まさに衣替えをする季節です。

そして、市場やスーパーマーケットでも美味しい秋の味覚が出回っています。

写真のキノコは「生ポルチーニ茸」~日本の椎茸に似ていますが、食感はもっと滑らかで柔らか...お値段的にも松茸のようにお高めです!イタリアではパスタやリゾットにも使いますが、この旬な時期にはそのままで食べたりメインのお肉料理に乗せて食したりします。

そしてカボチャも旬のお野菜~明日はハロウィーンということで、近所のスーパーマーケットでもご覧のようなディスプレイで陳列されていました。

(実際のところイタリアではハロウィーンはまったくメジャーなイベントではありませんが。。。)

なんといっても、カボチャだけでこんなに種類があることに驚きです!!そして、これらのカボチャがどんな風に調理されるのか・・・まったく想像がつかないのでありました💦

こうした身近な季節の話題だけでなく、旅行に役立つ情報なども含めた記事を、マイペースではありますが更新していきますので、引き続き宜しくお願い致します!


暑中お見舞い申し上げます!🌞

一時帰国して早や1ヶ月が経ちますが、梅雨明けが早かった今年の夏。。。暑すぎっ!💦💦

連日の猛暑日に熱帯夜...とジメジメの日本の夏の洗礼を受けております(^^;)

さて、そんなホットな夏だからこそ、冷た~い「アイス」の話題をお届けします!

アイスといっても食べる方ではなく、氷上の芸術スポーツ=フィギュアスケートのお話です。

ウインタースポーツではありますが、新シーズンの開幕は9月から~そう、グランプリシリーズに先駆けて行なわれるチャレンジャーシリーズの日程や出場選手が公表され始めています!!

そのチャレンジャーシリーズの一つ『ロンバルディア杯』<Lombardia Trophy>は、今年も北イタリアの小都市ベルガモ(ミラノからも直通電車で約50分の距離)で開催されます!

そして、シーズン初戦となるロンバルディア杯に、今年も宇野昌磨選手がエントリーをしたと発表がありました!!2016&2017年に優勝している相性の良い大会で、今年は三連覇がかかっています🏆

〔優勝の盾を抱える宇野昌磨選手~Lombardia Trophy 2017〕

昨年の大会の様子をこちらのブログでも3回に渡って観戦記としてご紹介していますので、ぜひこちらよりご覧ください!⇒<ロンバルディア杯2017

なんと嬉しいことに、このブログを読んでくださったフィギュアファン(おそらく宇野選手ファン)の方々から、今年のロンバルディア杯のチケットについてお問合せを頂きました!

もちろん、喜んで、ルイジーロでチケットの手配を承らせて頂きます(^^♪

マイナーな大会につき、グランプリシリーズや世界選手権のようにチケット会社が絡んでいないため、一般の方にはチケット入手が難しいかと思われます。

現在、大会主催者の方に詳細を確認中ですので、具体的なことが分かり次第、お問合せ頂いた皆様には個別にご案内をさせて頂きます。

ちなみに、日本人選手のエントリーは他に友野一希選手、女子シングルは坂本花織選手と山下真瑚選手が出場予定です。

また、この機会にベルガモやミラノ、その周辺の北イタリアを個人旅行で周ってみたいと思われている方は、旅程作りからご相談に乗らせて頂きますし、チケットやホテル、送迎車などの個別手配のみも承っておりますので、どうぞお気軽にルイジーロまでご連絡ください!

お問合せは。。。直接こちらのアドレス⇒<info.ruigiro@gmail.com>へメールを送って頂くか、こちらの<お問い合わせフォーム>より送信して下さい。

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