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早いもので、2016年の大晦日を迎えています。。。💦

今月中旬に日本に帰国してから、おかげさまで何組かのお客様にお会いして、来年の春以降のご旅行についてご相談を頂きました。

内容によっては、急いで手配を進めた方が良いものもあり、ご提案をさせて頂きながら予約手配を進めているうちに年が暮れていっております。

春のご旅行も、今からでも十分に間に合いますし、もちろん夏や秋のご旅行も早過ぎるといったことはありません。

来年は1月下旬までおりますので、まだ漠然とした予定しかない方でも、お会いすることで具体的になってくることもございますから、この機会をぜひご活用くださいませ!

※写真は東京・渋谷のイルミネーション『青の洞窟』です。

イタリアはカプリ島にある本場の『青の洞窟』へも、個人旅行で行くことができますので、ぜひルイジーロへご相談ください。お問い合わせはコチラより!

本年中お世話になった方々に、この場をお借りしてお礼を申し上げます!

2017年はもう少しマメにブログを更新して、皆様にたくさんの情報をお届けしたいと思っております。

どうぞ皆様、お元気で良いお年をお迎え下さいませ♪


先日からミラノのクリスマスの様子をお伝えしてきましたが、キリスト教社会でこの時期によく見かけるのものの一つに『アドヴェント・カレンダー』というのがあります。

1~25の数字が振られた窓が開くようになっていて、12月1日から毎日一つずつ、クリスマスまでの日数を指折り数えて待つ仕組み。。。つまり全部の窓が開いたらクリスマス当日という訳です!

ガレリアのツリーを見に行った際に、こんな可愛いウィンドウ・ディスプレイを見かけました♡

こちらはガレリアの中心に店舗を構えるプラダ本店のお向かいにあるメンズ館(元々の本店は現在レディース専門となり、その昔マクドナルドが入っていた所をプラダが買い取ってメンズ館に)のウィンドウを期間限定でディスプレイしています。

6日に撮影したので、6カ所だけ開いていますよね...窓の中にはカラフルで可愛いデザインのケーキが入っているのが分るでしょうか?

そして、ショーウィンドウをよく見ると...Marchesi 1824の文字が!

なんでファッション・ブランドのプラダのショーケースにお菓子のディスプレイなの?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実は今年の9月、こちらのプラダ・メンズ館の2階にミラノの老舗洋菓子店マルケージがショップ・イン・ショップとしてオープンしたのです!!

(ショーウィンドウの上のPRADAの看板のさらに上を見ると、そのカフェの窓が少しだけ見えています)

マルケージはミラノ中心部のマジェンタ通り<Corso Magenta>に1824年に創業した老舗パスティッチェリア(兼カフェ)で、2014年にプラダの傘下に入り、昨年9月にモンテ・ナポレオーネ通り<Via Monte Napoleone>(ミラノの超高級ブランド通り)に2店舗目をオープン!

有名なイタリア人建築家ロベルト・バチョッキの可愛らしくもモダンな内装とともに、伝統あるお菓子などが楽しめるカフェとして話題を集めました。

そして、モンテ・ナポレオーネ通りのプラダの隣には、ミラノのもう一軒の老舗パスティッチェリアであるコーヴァ<Cova>があるのですが、その目と鼻の先なんです!!

コーヴァは元々スカラ座の横にコンフェッティ屋さん(ドラジェ屋)として1817年にオープンし、1950年に現在のモンテナポレオーネ通りに移転し、ミラネーゼの憩いの場として愛されてきました(来年で創業200年!)。数年前に日本にも出店しているので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。。。

ちなみに、こちらは2013年にルイ・ヴィトンを有するホールディング会社LMVH傘下に入っています。

ガレリアの中といい、モンテ・ナポレオーネ通りといい、ショッピングで疲れた時にちょっと休憩して甘いものが食べられるカフェがあるって嬉しいですよね♪

この数日後、たまたまマルケージ本店の前を通ったので、写真を撮ってついでにカフェを飲んできました☕

店内は、注文していたパネットーネ(イタリアでクリスマス時期に食べる伝統的なパン菓子)を買いに来るお客さんで溢れていました!

そして、こちらのショーケースにもアドヴェント・カレンダーが飾ってありました🎄引き出しの中からパネットーネやチョコレートやジャムなどが出てくる仕組みです。

あと10日余りでクリスマス。。。皆様にも素敵なクリスマスが訪れますように☆彡


昨日の聖アンブロージョの日はミラノだけの祝日でしたが、今日12月8日はインマコラータというイタリア全国の祝日です!

正式には、Immacolata Concezione(日本語では‘無原罪の御宿り’と訳される)と言って、宗教的な祭日になります。

その教義は、「マリアはイエスを宿した時に原罪が潔められた」という意味ではなく、「マリアはその存在の最初(母アンナの胎内に宿った時)から原罪を免れていた」<ウィキペディアより>とされているそうです。つまり、聖母マリアの誕生日とされている9月8日から9か月遡った日(日本とは懐妊期間の数え方が違うのですよね)=12月8日がマリア様が懐胎した日として定められた訳です。(実は私もずっと前者の意味だと思っていました。)

何はともあれ、ミラノは毎年必ず連休!!今年はカレンダー的に水&木と週中のため、学校や企業などは金曜日もお休みにして飛び石連休(イタリアではポンテ=橋と言います)になるのです。

とは言っても、クリスマス前の書き入れ時なので、中心部のスーパーマーケットや商店街は普通に営業しているところがほとんどです。

さて、12月に入ってからミラノ市内もすっかりクリスマス・モードになっていることは先日も触れましたが、ミラノでは昨日のスカラ座の開幕の他に、7日の聖アンブロージョの日からと伝統にしていることがもう一つあります。

それは、ミラノの大聖堂広場(Piazza del Duomo)に設置される巨大なクリスマスツリーの点灯式が行われることです🎄

こちらは6日に撮影した写真...そのため、まだツリーの周りにはクレーン車や梯子などがあり、デコレーションの作業中でした。右手に見えるスピーカーは点灯式のイベントで歌手や聖歌隊が歌っていたためと思われますが、これは景観を損ねるので直ぐ撤去して欲しいですよね(苦笑)

そして、次の写真が昨日の点灯式後のツリーの様子...(ウェブニュースから写真を拝借しました)

トレンティーノ州から運ばれてきた高さ28メートルの大木に、全長6キロメートルに及ぶLED球5万4千個が巻き付けられ光を放っていて何ともゴージャス!✨

さらに広場は身動きができないほど人が集まって来ている様子も見て取れますね。

例年どこかの企業がスポンサーとなり、このツリーの‘飾りつけ権’を獲得するのですが、今年はデンマークのジュエリー・メーカー『PANDORA』がスポンサーのようです。

昨年はEXPOイヤーということもあってかミラノ市自体がスポンサーだったようですが、これまではイタリアのお菓子メーカー『Motta』、ドイツの国際輸送物流会社『DHL』、ミラノの時計メーカー『GaGà』、そしてアメリカの宝飾ブランド『Tiffany』といった顔ぶれで、今年はどんなツリーの飾りつけになるかというのが話題となり、ミラネーゼの楽しみとなっています!

そして、大聖堂広場とスカラ座広場を結ぶショッピング・アーケード=ヴィットリオ・エマヌエレ2世のガレリアの中央部にも一昨年からツリーが再び設置されるようになり、こちらは3年連続でオーストリアのクリスタル・ガラス製造会社『SWAROVSKI』がスポンサーとなっています。

高さでこそ大聖堂広場のツリーには及びませんが、スワロフスキーだけあってオーナメントがすべてクリスタルでできていて、その数なんと1万個!加えてLEDライトも3万6千個と、豪華ながらも品があってとても素敵です☆彡そのオーナメントをアップで見てみましょう!

いかがでしょう?ミラノのクリスマスの雰囲気を少し味わって頂けたかと思います♪

これらのツリーやイルミネーションは来年1月6日の公現祭の祝日まで見ることができます。

最後に私の住む近所のショッピング・センターのクリスマス・マーケットの様子をを少しだけ。。。

ツリーはご覧のようにシンプルでスッキリとした感じなので、大聖堂広場やガレリアのものを見た後だと寂しく感じますが、これはこれでキレイです。

手前の小屋では、家庭用のツリーそのものや、それに飾り付けるオーナメントやデコレーションなどを販売していますが、他にも、食料品や小物などクリスマスの時期に合わせたブースが並んでいます。

こちらは、ショッピング・センター内のお店で購入した品物を無料でラッピングしてくれるサービスです。なんといってもサンタクロースのコスチュームを着た女の子たちが可愛いですよね♡🎅

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