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ミラノの老舗洋菓子店とファッションのコラボ

  • 執筆者の写真: 舞緒ルイ
    舞緒ルイ
  • 2016年12月14日
  • 読了時間: 3分

先日からミラノのクリスマスの様子をお伝えしてきましたが、キリスト教社会でこの時期によく見かけるのものの一つに『アドヴェント・カレンダー』というのがあります。

1~25の数字が振られた窓が開くようになっていて、12月1日から毎日一つずつ、クリスマスまでの日数を指折り数えて待つ仕組み。。。つまり全部の窓が開いたらクリスマス当日という訳です!

ガレリアのツリーを見に行った際に、こんな可愛いウィンドウ・ディスプレイを見かけました♡

こちらはガレリアの中心に店舗を構えるプラダ本店のお向かいにあるメンズ館(元々の本店は現在レディース専門となり、その昔マクドナルドが入っていた所をプラダが買い取ってメンズ館に)のウィンドウを期間限定でディスプレイしています。

6日に撮影したので、6カ所だけ開いていますよね...窓の中にはカラフルで可愛いデザインのケーキが入っているのが分るでしょうか?

そして、ショーウィンドウをよく見ると...Marchesi 1824の文字が!

なんでファッション・ブランドのプラダのショーケースにお菓子のディスプレイなの?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実は今年の9月、こちらのプラダ・メンズ館の2階にミラノの老舗洋菓子店マルケージがショップ・イン・ショップとしてオープンしたのです!!

(ショーウィンドウの上のPRADAの看板のさらに上を見ると、そのカフェの窓が少しだけ見えています)

マルケージはミラノ中心部のマジェンタ通り<Corso Magenta>に1824年に創業した老舗パスティッチェリア(兼カフェ)で、2014年にプラダの傘下に入り、昨年9月にモンテ・ナポレオーネ通り<Via Monte Napoleone>(ミラノの超高級ブランド通り)に2店舗目をオープン!

有名なイタリア人建築家ロベルト・バチョッキの可愛らしくもモダンな内装とともに、伝統あるお菓子などが楽しめるカフェとして話題を集めました。

そして、モンテ・ナポレオーネ通りのプラダの隣には、ミラノのもう一軒の老舗パスティッチェリアであるコーヴァ<Cova>があるのですが、その目と鼻の先なんです!!

コーヴァは元々スカラ座の横にコンフェッティ屋さん(ドラジェ屋)として1817年にオープンし、1950年に現在のモンテナポレオーネ通りに移転し、ミラネーゼの憩いの場として愛されてきました(来年で創業200年!)。数年前に日本にも出店しているので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。。。

ちなみに、こちらは2013年にルイ・ヴィトンを有するホールディング会社LMVH傘下に入っています。

ガレリアの中といい、モンテ・ナポレオーネ通りといい、ショッピングで疲れた時にちょっと休憩して甘いものが食べられるカフェがあるって嬉しいですよね♪

この数日後、たまたまマルケージ本店の前を通ったので、写真を撮ってついでにカフェを飲んできました☕

店内は、注文していたパネットーネ(イタリアでクリスマス時期に食べる伝統的なパン菓子)を買いに来るお客さんで溢れていました!

そして、こちらのショーケースにもアドヴェント・カレンダーが飾ってありました🎄引き出しの中からパネットーネやチョコレートやジャムなどが出てくる仕組みです。

あと10日余りでクリスマス。。。皆様にも素敵なクリスマスが訪れますように☆彡

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