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今日ご紹介するのは、ミラノの中心部ドゥオーモ(大聖堂)の真横にある、ミラノで唯一デパートと呼べる『リナシェンテ』(la Rinascente)のフードホールについてです。

ここリナシェンテの最上階には、いくつかのレストランやカフェ、イートインコーナーがあるのですが、こんな眺めの良い場所(大聖堂を目の前に見渡せます!)でお食事やお茶を飲むだけで、「あー、ミラノにいるんだ~!!」って実感が何倍にもなりますよね。

ご覧のように日除けの屋根があるので、夏でも外が好き!っていう方はコチラヘ。。。暑いのは苦手!っていう方は、屋内の席もあります。

この特等席のような屋上テラスを占めているのは、しっかりお食事ができるレストランが1軒、カプチーノ1杯飲むだけでもOKなカフェが1軒、そして今回メインでご紹介したいモッツアレラ・チーズの専門店が1軒です。

オビカ・モッツアレラ・バー(Obicà Mozzarella Bar)と銘打って、2004年にローマに1号店を出してから、イタリア国内のみならず、ロンドンやニューヨークなどにも展開しているお店ですが、ミラノではブレラ地区、マルペンサ空港内に続き、このリナシェンテにも出店しました。

(日本では六本木ヒルズ、ミッドタウン、横浜相鉄ジョイナス店などに展開しているそうです)

屋内の席でも、写真のようにガラス張りの球面状の窓から天井までという作りになっているため、時間帯によってシェードが下りたりはしますが、中の席からでも大聖堂の尖塔を見て開放的な雰囲気にひたれます。

また、こちらの写真のようにカウンターの席もあるので、お一人の方でも気楽に座れますよね。

メニューは産地直送の新鮮なモッツアレラ・チーズを中心に、生ハムやサラミなどを組合わせたりすることができ、ちょっとした軽食で済ませたい時や、アペリティフとしてグラスワインとともに小腹を満たしたい時にもピッタリ!パンがついてくるので、小食の方にはこれでも十分な感じです。

もちろん、ピッツァ、パスタやメインのメニューもあるので、しっかりお食事したい時でもOKです。

他にも、こちらのフロアーにはステーキ専門店やロブスターバーも入っているので、ショッピングの途中でランチを挟んだり、ショッピングの最後にそのままディナーを済ませたり...なんていうプランもありかも知れませんね。

<ステーキハウス/その奥にはパニーノ専門店>

<ロブスターバー>

そして、ここには日本のような回転寿司のコーナーまであります!イタリアの近年のお寿司ブームは拡大するばかり。。。(お寿司以外に、おつまみなども一緒に回っているのが面白いかも(笑)

さすがに、イタリア旅行に来てお寿司が食べたーい!という観光客の方は少ないかと思いますが、もしかしたら、長旅の最後でちょっとイタリアンに飽きてしまった方などには、少し胃が休まるかも知れません。

こういったカウンター形式のイートイン・コーナーだと、予約なしで手軽に立ち寄れるという気楽さがありますね。

さらにこちらの最上階フロアーでは、お菓子や食料品を中心としたお土産コーナーも併設されていますし、日曜日も空いているので、そういう点でも旅行者の方にお勧めです。

最後に、リナシェンテ内で休憩がてらお茶が飲める場所をもう1ヶ所ご紹介します。

建物の地下フロアーにある雑貨コーナーの中央に新設されたカフェです。

カウンターの周りをぐるりと囲むようにテーブルと椅子が設置されていますが、最上階フロアーに比べると規模が小さいので、ご家族やお友達で別のフロアーを見た後に時間を決めて待ち合わせなどをするのにも適しているかも知れません。

ちょっとエスプレッソが一杯飲みたいだけ。。。という方は、カウンターで立ち飲みも可能です。

(イタリアのバーカウンター形式のカフェでは、着席と立ち飲みの場合で料金が変わるところが多いので、本当に長居しないでコーヒーだけとか、お手洗いを借りたいだけ・・・なんていう場合は、立ち飲みの方がお得です!)

※リナシェンテの営業時間(季節によって変動する可能性あり)

月~土 9:30-22:00 / 日 10:00-22:00

※フードホールのみ

月~土 8:30-24:00 / 日 10:00-24:00

更新日:2021年7月9日


今日は少しだけサッカーの話を。。。

ただ今フランスで開催されている4年に一度のサッカー欧州選手権大会!

この大会は、同じく4年に一度のサッカーワールドカップと2年違いで行われるので、ヨーロッパのサッカーファンにとっては2年ごとに大きく力の入るイベントとなります。

私が住むイタリアのチームは、その代表ユニフォームの色からアッズーリ(イタリア語の青を意味するアッズーロの複数形)と呼ばれています。

記憶の新しいところでは、2006年のワールドカップ(ドイツ大会)で24年ぶりに優勝しました!

その2年後のユーロ2008では、準々決勝でスペインに敗退(PKの末)...2010年のワールドカップではグループリーグで敗退💦💦そして前大会のユーロ2012では、決勝でまたまたスペインに惨敗(0-4)を喫したのです。

そんなず~っとパッとしなかったイタリア代表だったので、今週の月曜日に大会3連覇を狙っていた宿敵スペインに2-0で勝利した時は、過去の雪辱を果たしたこともあり、まだベスト8が決まっただけだというのに、まるで優勝でもしたかのような騒ぎでした(苦笑)

さて、そのアッズーリは今夜いよいよ現世界王者(2014年ワールドカップ優勝国)のドイツを相手に準々決勝を戦います!テレビや新聞や街中でも、イタリア中がこの話題で盛り上がっていることは言うまでもありませんよね。。。キックオフまであと4時間!!

FORZA AZZURRI!!(がんばれ、イタリア代表!!)


ミラノでのショッピング情報として今日ご紹介するのは、ファッションの街ミラノの中でもおしゃれ~なエリア「ガリバルディ地区」です!

このエリアがこう呼ばれるのは、上の写真の左手に見える19世紀に建設された「ガリバルディ門」(Porta Garibaldi)から来ています。

そして、ここから南側に伸びる「ガリバルディ通り」の両側には、オシャレなショップやカフェ・レストランが並んでいて、ガイドブックなどでもよく紹介されています。

また、写真の右手奥に見えているのは、2014年にオープンして話題になり、日本でも紹介され支店もある高級食材のスーパーマーケット『EATALY』(EATとITALYの造語)です。店内にはイートイン・コーナーやレストラン・フロアもあります。

アクセスとなる最寄りは、地下鉄2号線(緑ライン)のモスコーバ(MOSCOVA)駅で、ガリバルディ通りの中心に位置しています。

地上に出るとご覧のように目印になるモダンな高層ビル(UniCredit)が見えるので、その方向に向かうとガリバルディ門に辿り着きます。

また、この高層ビルの向こう側には、ミラノ中央駅に次ぐ主要駅でもあるポルタ・ガリバルディ駅があり、同名の地下鉄駅は2号線(緑ライン)と5号線(リラライン)が乗り入れています。

19世紀の古い門と21世紀の最新型のビルが融合している風景が見られるのも、ここミラノならではのこと~古いものを大切に保存しつつ、新しいものを積極的に取り入れていく姿勢の現れですね。

ミラノ市内には他にも、いくつかの門が残されていて、古いものでは12世紀(19世紀に再建)や16世紀のものもあるので、建築に興味のある方は門巡りをされるのもお勧めです。

さて、ショッピング情報~この界隈でファッションの発信地として注目され続けているセレクトショップ「ディエチ・コルソ・コモ」(10 Corso Como)は、ショップの住所をそのまま店名にしています。

上述のガリバルディ通りからだと、門をくぐってそのまま真っ直ぐ高層ビルに続く通りがコルソ・コモになります。なので、このショップがお目当ての場合は、モスコーバ駅の隣のガリバルディ駅からの方が近いです。

このセレクトショップは、1990年に、当時「Italian ELLE」「Italian Vogue」 などの編集者だったCarla Sozzani(カルラ・ソッツァーニ)氏がスタートしたお店です。

入口は写真のように、普通の住宅のような門構えで、意識していないと通り過ぎてしまいそう。。。ここがお店であることを知らないと入りづらい印象を受けるかも知れません。

中に入ると、緑の茂る中庭になっていて、お洒落なカフェとレストランも併設されています。

奥にあるセレクトショップでは、厳選されたブランドの洋服、靴、バッグ、アクセサリー小物などがセンス良く並べられていて、アート・デザイン・ファッションが融合された空間が広がっています。

また、ショップの2階はブックストアになっていて、ファッションやデザイン関係の専門書・雑誌を中心に興味深い書籍が充実している他、ショップのオリジナル・グッズやギフト商品が販売されています。

さらに、2階にはギャラリーコーナーもあって、芸術家の個展や写真展などが開催されています。

なお、現在ミラノ以外では、ソウル、上海、ニューヨークに支店を展開しています。

さて、このエリアでもう1店ご紹介したいのは、ミラノでも最大級の雑貨ショップです。

ディエチ・コルソ・コモに近いことから、合わせて紹介されることも多く、実際に両方を訪れる観光客や地元の方も多いようです。

こちらが入口です(立地的にはEATALYのすぐ横に位置します)。

こちらの建物は1800年代のもので、元々は新聞社の印刷工場があったそうです。

内部は迷路のように複雑に入り組んでいて、地階、地上階、2階の3フロアーで構成されています。2階には主に家具類、地上階には文房具・小物、香水、アクセサリー、お茶とその備品、その他の雑貨がところ狭しと並び、地下には主にキッチン関係用品があります。

ヨーロッパデザインのかわいい小物から、アジアなどオリエンタルな物まで、世界の雑貨1万点近くの商品を取り扱っていて、それらを使用目的ごとに並べたディスプレイが好評なようです。

見ているだけでも楽しめる雑貨店なので、ご自分やお友達へのお土産物探しにお勧めです!

※ディエチ・コルソ・コモの営業時間

定休無し 10:30-19:30 (水・木曜のみ21:00まで)

カフェ 10:30-25:00 / レストラン 12:30-15:00、19:30-23:00

※ハイテックの営業時間

火~日 10:30-19:30 (月曜定休)

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