ミラノのオシャレなエリア~1
- 舞緒ルイ
- 2016年6月30日
- 読了時間: 4分
ミラノでのショッピング情報として今日ご紹介するのは、ファッションの街ミラノの中でもおしゃれ~なエリア「ガリバルディ地区」です!

このエリアがこう呼ばれるのは、上の写真の左手に見える19世紀に建設された「ガリバルディ門」(Porta Garibaldi)から来ています。
そして、ここから南側に伸びる「ガリバルディ通り」の両側には、オシャレなショップやカフェ・レストランが並んでいて、ガイドブックなどでもよく紹介されています。
また、写真の右手奥に見えているのは、2014年にオープンして話題になり、日本でも紹介され支店もある高級食材のスーパーマーケット『EATALY』(EATとITALYの造語)です。店内にはイートイン・コーナーやレストラン・フロアもあります。
アクセスとなる最寄りは、地下鉄2号線(緑ライン)のモスコーバ(MOSCOVA)駅で、ガリバルディ通りの中心に位置しています。

地上に出るとご覧のように目印になるモダンな高層ビル(UniCredit)が見えるので、その方向に向かうとガリバルディ門に辿り着きます。
また、この高層ビルの向こう側には、ミラノ中央駅に次ぐ主要駅でもあるポルタ・ガリバルディ駅があり、同名の地下鉄駅は2号線(緑ライン)と5号線(リラライン)が乗り入れています。
19世紀の古い門と21世紀の最新型のビルが融合している風景が見られるのも、ここミラノならではのこと~古いものを大切に保存しつつ、新しいものを積極的に取り入れていく姿勢の現れですね。
ミラノ市内には他にも、いくつかの門が残されていて、古いものでは12世紀(19世紀に再建)や16世紀のものもあるので、建築に興味のある方は門巡りをされるのもお勧めです。
さて、ショッピング情報~この界隈でファッションの発信地として注目され続けているセレクトショップ「ディエチ・コルソ・コモ」(10 Corso Como)は、ショップの住所をそのまま店名にしています。
上述のガリバルディ通りからだと、門をくぐってそのまま真っ直ぐ高層ビルに続く通りがコルソ・コモになります。なので、このショップがお目当ての場合は、モスコーバ駅の隣のガリバルディ駅からの方が近いです。

このセレクトショップは、1990年に、当時「Italian ELLE」「Italian Vogue」 などの編集者だったCarla Sozzani(カルラ・ソッツァーニ)氏がスタートしたお店です。
入口は写真のように、普通の住宅のような門構えで、意識していないと通り過ぎてしまいそう。。。ここがお店であることを知らないと入りづらい印象を受けるかも知れません。
中に入ると、緑の茂る中庭になっていて、お洒落なカフェとレストランも併設されています。

奥にあるセレクトショップでは、厳選されたブランドの洋服、靴、バッグ、アクセサリー小物などがセンス良く並べられていて、アート・デザイン・ファッションが融合された空間が広がっています。
また、ショップの2階はブックストアになっていて、ファッションやデザイン関係の専門書・雑誌を中心に興味深い書籍が充実している他、ショップのオリジナル・グッズやギフト商品が販売されています。

さらに、2階にはギャラリーコーナーもあって、芸術家の個展や写真展などが開催されています。
なお、現在ミラノ以外では、ソウル、上海、ニューヨークに支店を展開しています。
さて、このエリアでもう1店ご紹介したいのは、ミラノでも最大級の雑貨ショップです。
ディエチ・コルソ・コモに近いことから、合わせて紹介されることも多く、実際に両方を訪れる観光客や地元の方も多いようです。
こちらが入口です(立地的にはEATALYのすぐ横に位置します)。

こちらの建物は1800年代のもので、元々は新聞社の印刷工場があったそうです。
内部は迷路のように複雑に入り組んでいて、地階、地上階、2階の3フロアーで構成されています。2階には主に家具類、地上階には文房具・小物、香水、アクセサリー、お茶とその備品、その他の雑貨がところ狭しと並び、地下には主にキッチン関係用品があります。
ヨーロッパデザインのかわいい小物から、アジアなどオリエンタルな物まで、世界の雑貨1万点近くの商品を取り扱っていて、それらを使用目的ごとに並べたディスプレイが好評なようです。
見ているだけでも楽しめる雑貨店なので、ご自分やお友達へのお土産物探しにお勧めです!
※ディエチ・コルソ・コモの営業時間
定休無し 10:30-19:30 (水・木曜のみ21:00まで)
カフェ 10:30-25:00 / レストラン 12:30-15:00、19:30-23:00
※ハイテックの営業時間
火~日 10:30-19:30 (月曜定休)
Comentários