top of page

ミラノは花盛り🌸

  • 執筆者の写真: 舞緒ルイ
    舞緒ルイ
  • 2017年3月22日
  • 読了時間: 2分

昨日は東京で桜の開花宣言があったそうですが、東京よりもかなり緯度の高いここミラノでは、先週連日のように20度前後の暖かい気候が続き、街は黄色、白、ピンクの花が咲き乱れています!

この1~2週間の間に撮りためた写真で春のミラノの様子をご紹介したいと思います。

例えば、こちらは連翹(レンギョウ)というモクセイ科の落葉低木ですが、公園や広場、道路の分離帯などに多く見かけます。背景にあるレンガ造りの壁とのコントラストが美しいです。

通りを挟んで反対側には、桃かアーモンドの街路樹が並んでいます。この季節、ピンク色の似たような花が前後して一斉に咲き始めるので、近づいて花の形状や付き方、木の幹などをよく見てみないと区別がつきません。

こちらは少し濃いピンク色で、初めは桃だと思い込んでいたのですが、ネットで検索してみると花の形がちょっと違うような。。。やはり背後に建つレンガ造りの教会と絵になりますよね。

こちらは最後の晩餐がある「サンタ・マリア・デッレ・グラッツェ教会」附属の修道院の回廊から撮影した写真です。10日程前に立ち寄った時にはまだ七分咲きだったのですが、先週の土曜日にはご覧のように満開でした。この白い花は辛夷(コブシ)で、モクレン科の落葉高木になります。

近くの別の場所で見つけたコブシの花・・・少しアップで撮影したものです。モクレンとの見分け方は花の付き方で、モクレンはすべて上を向いて花を付けるのに対し、コブシは色んな方向を向いて花が付いています。

そして、こちらがピンクの木蓮(モクレン)です。英語やイタリア語のマグノリアという響きもステキですよね。ここ数日で一気に開花しました!

こちらは家の近所で見つけた海棠(カイドウ)の花...桜に似ていますがバラ科の落葉小高木になります。桜にしては早いし花の付き方が変わっているので、SNSに写真をアップしたところお花に詳しい方が教えてくれました!李白の詩で楊貴妃の美しさにたとえられたそうです。花が房状について下垂することから「睡(ねむ)れる花」ともいわれているとのこと。

最後のショットはこちらの桜...幹の下の方に花を付けている様子が何とも可愛らしくて思わず撮影しちゃいました。

いかがでしたか?華やかな春のミラノにも是非お越しください!!

Comments


bottom of page