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ミラノでもルミナリエ✨

  • 執筆者の写真: 舞緒ルイ
    舞緒ルイ
  • 2018年12月26日
  • 読了時間: 3分

12月に入ったな~なんて思っていたら、あっという間にクリスマス🎄

中旬はいつ雪が降ってもおかしくないほど冷え込んでいて、私もうっかり風邪を引いて寝込んだり、油断してぶり返したりしていましたが💦ここ数日はお天気で暖かなクリスマスとなっています。

先日ミラノ中心部の様子を見に行って来たら、リナシェンテ・デパートの今年のクリスマス・デコレーションはルミナリエ・スタイルでした!

これを見ると東京出身の私は丸の内の『東京ミレナリオ』(ちょうど2000年を迎える年にあたって“千年祭”を意味するイタリア語から命名されたそうです)を思い出すのですが、日本では元祖で今も継続されていてる『神戸ルミナリエ』が有名ですよね。

実はこの「ルミナリエ」の名前こそイタリア語の「イルミネーション」や「電飾」を意味する「ルミナリア(luminaria)の複数形から由来している言葉なんです!

そのためイタリアでは一般的にイルミネーション全般をルミナリエと言いますが、特にこの何重にも連なるアーチ型のデコレーションを指して「ルミナリエ」と呼ぶことが多いようです。

中でも有名なのは、南イタリアのプーリア州・サレント地方のもので、ここがルミナリエ発祥地としてその歴史も古いそうです。またこの地方では、冬のクリスマスシーズンではなく夏の宗教行事に合わせて大規模なイベントが開催されます。

実際に東京ミレナリオや神戸ルミナリエでは、イタリアからこのルミナリエ専門の職人さんが招聘されて技術指導を受けたとか。。。

こうして日本とイタリアの繋がりを知ることは、イタリアに住む日本人として思いのほか嬉しく感じるのであります♪

では、リナシェンテ・デパートのショーウィンドウの方にも注目してみましょう!

今年はイタリアの高級ブランド『ドルチェ・アンド・ガッバーナ』で飾られていました。

作りがすごく凝っていて可愛いので私も動画を撮ったのですが、検索したら複数のショーウィンドウを編集で繋いでまとめているものがあったので、映像をお借りしてご紹介しますね。

<Posted on Youtube by Fabio Barbalini>

ドルチェ・アンド・ガッバーナといえば、つい先月、中国・上海で行なう予定だったファッション・ショーの広告キャンペーンの一環で公開したビデオに、人種差別的だとの批判が集まってショーが中止となり注目を集めたばかりですよね。

ミラノに本拠をおくイタリア人デザイナーの二人、ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナ自身がモデルとなっていて、道行く買い物客や観光客の目を楽しませてくれました。

なお、イタリアではクリスマス翌日の26日も「聖ステファノの日」という祝日となっていて連休です。日本のお正月のように家族や親戚が集まって家で過ごすため、この2日間は商店だけでなくレストランやスーパーマーケットもお休みになるので、旅行でいらっしゃる際はご注意くださいね!

さて、2018年も間もなくカウントダウンです。このブログも時々しか更新できませんでしたが、続けてきて本当に良かったと感じています。

来年はなるべくタイムリーに、そして役立つ情報をたくさん掲載していきたいと思っていますので、今後とも宜しくお願い致します。

皆様も健康に気をつけて、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ!!

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