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昨日に引き続き、ミラノでのショッピング情報をお伝えしたいと思います!

場所は、ミラノからジェノヴァ方面に車で約1時間半(交通状況により異なる)の場所にある『セラヴァッレ・デザイナー・アウトレット』(Serravalle Designer Outlet)です。

グッチ(GUCCI)、プラダ(PRADA)、ブルガリ(BULGARI)、フェラガモ(Ferragamo)などのハイ・ブランドから、ディーゼル(Diesel)、シスレー(Sisley)ベネトン(Benetton)などのカジュアル・ラインまで、おなじみのイタリア・ブランドを始め、イタリア以外の欧米プランドも含めて180以上ものデザイナー・ブランドショップが揃うヨーロッパ最大級のアウトレットです。

どれくらいお得なのかというと、通年で市価の約30%~70%引きの価格でお買い物ができる上、EU以外に在住の旅行者の方なら、さらに免税手続き(イタリアでは1店舗での買い物が154.94ユーロを超えた場合、21%課税されている中から最高で15%の払い戻しが受けられる)も可能です!

衣料品だけでなく、靴やバッグの専門店、スポーツ用品、子供服、家庭用品までを取り揃えた複合的なアウトレット・モールなので、家族連れで行っても楽しめます♪ 実際に敷地内には、子供用の広場があったり、カフェ、ファーストフードやレストランなどの施設もあるので、旅行者だけでなく地元のイタリア人が家族連れ(時には犬も一緒に)で来ている姿も見かけます。

ミラノの中心部から出るシャトルバスに乗れば、アウトレットの入口(写真下)に直通で到着できます。掲げられた旗には、中国語とロシア語で「歓迎」と書いてありました。今ヨーロッパで一番お金を落としている二大勢力です(苦笑)一昔前はアウトレットも街中のブランド通りも日本人の姿で溢れていたものですが、この日も日本人には一組しか遭遇しませんでした!

敷地内はまるで一つの小さな街(テーマパークのよう)で、所々に街頭やベンチなどが整然と配されていますし、散策していても気持ちが良く、また公衆トイレなども清潔です。

この日は平日でかなり空いていたのですが、中央の広場には噴水(というより地面から直に水が噴き出る仕組み)もあり、お天気も良かったので小さな子供たちが水遊びをしていました。

スケジュールですが、例えば朝10時ミラノ発のバスで現地に11時半頃に到着し、復路のバスは現地17時出発でミラノに18時半頃に戻るので、約1日がかりとなります。

バス代は往復で一人20ユーロですが、一つでもお気に入りのものが見つかれば、交通費はすぐにペイできてしまいます!

かなりの店舗数があるので、あらかじめ目的のお店を絞っても全部は周り切れない規模です。

途中で休憩を兼ねてランチを取ることも考えると、最初は時間が余るかと思っていても実際には丁度いいスケジュールだと思いました。(往路ミラノ13:30発で復路セラヴァッレ20:00発もあり)

ただし、アウトレットなので最新のモデルは置いていませんし、サイズも限られていることは否めません。もし、目的のものを確実に見つけたければ、市内の直営店に行かれることをお勧めします。

往復3時間かけて貴重な1日を潰すことになるので、期待して行ってみたけれど欲しいものが何もなかった...とか、気に入ったけどサイズがなかった~なんていう可能性もある訳です。

なので、特に細かい指定やこだわりはないけれど、掘り出し物が見つかればラッキー!という感覚でお出かけくださいね。

また、ここは日曜日もバカンスシーズンも営業しているので、ミラノの滞在が日曜日に当たってしまった場合などはかえってチャンスですよね!

ちなみに、イタリアの商店は観光地でも8月に2-3週間の夏休みを取るところもあり、特に商業都市のミラノは8月はゴーストタウンのように人っ子一人いなくなりますのでご注意を!

そして、イタリアのセール期間中(夏は7月、冬は1月)は、もちろんセラヴァッレでも、アウトレット価格からさらにセールの割引が適用されるので、この時期にミラノにいらっしゃる方は絶好の機会ではないでしょうか。

ご覧のような2階建てのシャトルバスですが、私が行った6月の平日でも当日駆け込みしてきた人たちがいて、あっという間に満席になりました。

ですので、土日やセール期間は満席で予約ができない可能性も高いので、日程が決まっている方は前もってご予約されることをお勧めします。

ルイジーロでは、シャトルバスの予約代行だけでなく、ショッピングのアテンドも承っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

※シャトルバスのスケジュールや料金は予告なく変更になる可能性もあります。

なお、セラヴァッレに入っているブランドの詳細や地図は、以下のリンクよりがご覧になれますのでご参照ください。



イタリア各地には、規模や種類はまちまちですが『青空市場』が今も定期的に開かれています。

市場は英語では「マーケット」、フランス語では「マルシェ」と言いますが、イタリア語では「メルカート」となります。

ミラノ市内各地に設置されるメルカートの中でも比較的に規模の大きなパピニャーノの市場(火曜午前と土曜終日)は品揃えが豊富なことで人気があります。

イタリアでは、いつも決まった通りや広場で決まった曜日に露店で市場が出ます。ここパピニャーノ大通りでも、中央分離帯のスペースを利用して、大きな屋根を広げた個人商店が軒を連ねます。

野菜・果物、チーズ・ハムなどの生鮮食料品はもちろんのこと、衣類、下着、バッグ、靴、その他の日用品が所狭しと並べられるのです。

市から許可を得た人しか店を広げることはできませんが、売り主の国籍も様々で、イタリア人が家族で商売しているケースもあれば、移民してきたアラブ系、中国系の人たちも沢山います。

ただ、中にはブランドの型落ち品、B級品、訳アリ品などのストック物なども出るので、たま~に掘り出し物が見つかることもあって、宝探し的な感覚で楽しめる場所の一つ!

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そういった意味でもこのパピニャーノ市場は有名で、ミラノ市外に住む主人の従姉妹たちも、わざわざ1時間以上もかけて買い物に来ることがあるそうです。

特にお得なコーナーなどでは、女性たちが群がって、ワゴンの中に山盛りになっている商品を掻き分けるように宝探しをしている姿を良く見かけます(笑)

下の写真はチーズとハム類専門の屋台です。スーパーマーケットと比べても、種類も揃っていてお値段が手頃だったりします!

ミラノのメルカート巡り~ガイドブックにも載っていなければ、インターネットなどの情報もまだまだ少ないかと思います。

こういった場所では、まとめて買って値切るのも醍醐味の一つなのですが、言葉が通じなければ交渉もままならないですし、普通の店舗でお買い物をするのとは勝手も違いますよね。何より人混みで万が一スリにでもあったら、せっかくの旅行も台無しです。。。

そんな言葉や治安の心配がある方も、現地在住のアテンドをつければ安心~ぜひルイジーロにご相談ください!

たまにはブランド通りだけでなく、生活感あふれるミラノでのショッピングを体験してみてはいかがですか?


今回は、ちょっと身近なミラノでの生活についてご紹介したいと思います。

近所にあるショッピングセンターの一角に比較的大型のスーパーマーケットがあるのですが、最近そこの店舗内の一部がリニューアルされました!

ご覧のように、いま日本でも流行っているらしい?ビオ(BIO)とか、ヴィーガン(VEGAN)にヴェジタリアン(VEGITARIAN)とか、グルテンフリー(Guluten free)などといった、健康にこだわっていたり、アレルギーなどを持っている人にとっては欠かせない専用のコーナーが設置されたのです。

これまでも、他の商品に紛れて少しは売られていたのですが、今回のリニューアルによって画期的に大幅に種類が増えました。 きっと今までは、そういった専門の商店に行かないと手に入らなかったものが、地元のスーパーマーケットにも置かれるようになったということで、斬新なイメージを持ちました。

つまり、それだけ需要が増えてきたということですよね。

イタリアの中でも、商業経済の中心地でもあり、ヨーロッパの中でもファッションのリーダー的位置を占めるミラノだけあって、そこに住む人たち=ミラネーゼの健康志向への意識がそれだけ高いことを実感しました。

実は我が家でも2年ほど前から、あることを契機に、食生活を抜本的に変えています。

例えば、パスタはインテグラーレ(全粒粉のもので、お米でいうと玄米)、パンは黒パンやシリアルの入ったもの、そして基本的にシュガーフリーといった具合です。

イタリア料理って言われて、おそらく皆さんがパッとイメージされるのは、パスタとかピッツァだと思いますが、これってまさに炭水化物だらけ!

なので、意識してお野菜を採ったり、お肉ばかりでなくお魚も食べるようにしないと、栄養バランスが偏ってしまいがちです。

イタリアでは、地域にもよるのですが、新鮮なお魚がなかなか手に入りにくく、あったとしてもお肉よりも高価です。

それでも、ここ近年の日本食ブーム=お寿司ブームは目を見張るものがあります。特にミラノでは、中華料理店だったところが日本食レストランになったり、新しくオープンしているため、街の至る所で「SUSHI」という文字を目にします。

左の写真は、同じスーパーマーケット内に新設されたお寿司コーナー。握っているのは中国の方ですが、大型チェーンのスーパーに比べ、握りたてのお寿司がが買えるのが嬉しいですよね。

ミラノには駐在員も多いことから、本物の日本食レストラン(日本人経営で厨房でも日本人が調理をしている)も多くあるのですが、そういったお店でさえ、実際に来店している客層を見ると、日本人よりもイタリア人の方が多くなっている傾向にある気がします。

もともと魚を生で食す習慣がなかったイタリアで、これだけお寿司が受け入れらることになろうとは、10年前では想像もできませんでした。やはり「和食=ヘルシー」という図式が世界的にも認められ始めているのでしょう。

そうはいっても、中国人経営の日本食店の多くは、ALL YOU CAN EAT方式(いわゆる食べ放題!)が多いので、私が頼む1人前相当のお寿司を3回くらいお代わりしたり、お寿司以外の一品料理をたくさん注文したりする人も多くみかけます。これでは、いくらヘルシーな食事とはいえ、ちょっと食べ過ぎになっちゃいますよね~(笑)

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